京結ss@12月24日

あかり「じゃあね、京子ちゃん、結衣ちゃん」

ちなつ「さようなら、結衣先輩、京子先輩」

結衣「うん、ふたりとも気を付けてね」

京子「じゃーねー」

結衣・京子「……」

結衣「今日のご飯なにがいい？買って帰るから」

京子「んー、ラムレーズン」

結衣「何が安いか見てから決めるか」

～～～

京子「チキン売ってるー」

結衣「高いから却下」

京子「ちぇー あ、卵が安い」

結衣「オムライスかなー」

京子「わぁい、京子ちゃんオムライスだいすき」

結衣「あかりの真似か？似てないけど」

京子「でへへ」

結衣「ほめてないぞ」

～～～

京子「ただいまー」

結衣「ただいま」

京子「おかえりなさい、あなた☆」

結衣「いいからまず手うがしろ」

京子「ほーい」

京子「終わったー なにすればいい？」

結衣「わたしも手うがしてくるから、まな板と包丁出しといて」

京子「手うが、使ってんねー」

結衣「京子とわたしだけな」

～～～

京子「オムライスうめー！！」

結衣「落ち着いて食べなさい」

京子「ほーい」

結衣「食べ終わったら片付けするから、先にお風呂入っちゃってね」

京子「一緒に入ろーぜー」

結衣「え、やだけど」

京子「ひ、ひどい！ くすんくすん、メソメソメソポタミア」

結衣「…」

京子「…罰金バッキンガム」

結衣「ぷっ …おい、食事中に笑わせんな」

京子「ちぇー」

～～～

結衣「ふぅ」

京子「やっとあがったかー、待ってたぞ！」

結衣「ラムレーズン食べて待ってろって言ったじゃん」

京子「いやいや、今日はわたしが結衣の分のアイスを買っといたのだよ！」

結衣「え、そうなの？それで待ってたのか、ごめんごめん」

京子「いいってことよ！ほい、結衣の分！」

結衣「…ラムレーズン？」

京子「うん！自分で食べようと思って買ったけど、結衣んちにもうあったから。で、これは結衣の分！」

結衣「…まあ、ありがと。 半分たべる？」

京子「わーい」

～～～

京子「なぜ勝てん…」

結衣「ふふ」

京子「くっそー、あと一回！」

結衣「ほんと次でラストだぞ」

京子「おう！」

～～～

京子「か、勝ったー！」

結衣「…」

京子「やったねー どう、京子ちゃん強くなったっしょー」

結衣「いいから、もう一回やるぞ」

京子「お？いえーい！」

～～～

結衣「電気消すよー」

京子「よろしくおねがいします！」

結衣「…」ﾊﾟﾁｯ

京子「…」

京子「あのさ」

結衣「ん？」

京子「今日、泊まっても大丈夫だった？」

結衣「いまさらなに言ってんだ？」

京子「だって、あの、今日クリスマスイブじゃん。街にもカップルがいっぱいいたけど…」

結衣「去年もこんなかんじだったろ」

京子「…そか、そうだったね」

結衣「な、イブは恋人同士で過ごすとか、わたしらには無縁のことだって」

京子「たしかに」

結衣「もういいか？寝るぞ」

京子「うん、おやすみー」

結衣「おやすみ」

Fin.